「この画像をB5・350dpiで印刷して大丈夫?」を、画像のピクセル数から確認できる無料ツールです。
A4・A5・A6・B5・B6・名刺・はがきに加え、自由な印刷サイズも指定できます。
同人誌などで使う3mm・5mmの塗り足しを含めた判定にも対応しています。
[creator_dpi_checker]
画像が印刷に必要なピクセル数を満たしているか判定します
画像を選択して、仕上がりサイズ・解像度・塗り足しを指定すると、その条件に必要なピクセル数と元画像のピクセル数を比較します。
結果には、下記が表示されます。
- 元画像のpx数
- 必要なpx数
- 指定dpiで印刷できる画像サイズ
- 必要量に対する割合
- 必要px数を満たしているか
画像ファイルに記録されている「72dpi」「350dpi」といった数値だけを見るのではなく、実際のピクセル数と印刷したい大きさから判定するのがポイントです。
B5・350dpiで必要な画像サイズは?
B5の仕上がりサイズは182×257mmです。
350dpiで仕上がりサイズだけを計算すると、およそ2508×3541pxになります。
同人誌の表紙や本文などで上下左右に3mmずつ塗り足しを付ける場合は、データサイズが188×263mmになるため、必要なピクセル数も増えます。
ツールでは「B5」「350dpi」「塗り足し3mm」を選ぶだけで、塗り足し込みの必要px数まで計算します。
A5・350dpiで必要な画像サイズは?
A5は148×210mmです。
350dpiなら、仕上がりサイズだけでおよそ2039×2894pxが目安になります。
3mmの塗り足しを付ける場合は154×216mmとして計算する必要があります。
「A5だから2039×2894pxあれば必ず入稿できる」とは限らないため、塗り足しを含む原稿では仕上がり外側の領域も含めて確認してください。
350dpiとは?
dpiは「1インチあたりにいくつのドットを配置するか」を表す単位です。
デジタル画像そのものを扱う場合はppiという表記も使われます。Photoshopなどではppiで表示されることがあります。
印刷会社の入稿案内では、フルカラー画像に350〜400dpi、グレースケールに600dpiなどが指定される例があります。
必要な解像度は印刷会社や印刷方式によって変わるため、入稿時は利用する印刷会社の規定を優先してください。
350dpiなら何px必要?
計算式は次のとおりです。
必要px = 印刷サイズ(mm)÷ 25.4 × dpi
たとえば182mmを350dpiで印刷する場合、182 ÷ 25.4 × 350 ≒ 2508px です。
高さ257mmなら約3541pxになります
A判・B判などの計算を毎回行う必要はなく、ツール側で自動計算できます。
「画像が72dpiだから印刷できない」とは限らない
画像ファイルを開くと「72dpi」と表示され、印刷には使えないのではと不安になることがあります。
重要なのは、画像が何pxあり、それを何mmで印刷するかです。
たとえば十分に大きなピクセル数を持つ画像なら、印刷時のサイズを小さくすることで350dpi相当の密度を確保できます。
反対に、「350dpi」と設定されている画像でも、ピクセル数が少ないまま大きく印刷すれば十分な密度にはなりません。
このツールがファイル内のdpi表記ではなく、px数と印刷サイズから判定するのはそのためです。
カラーなら350dpi、モノクロなら600dpi?
印刷会社では、フルカラー原稿に350dpi前後、グレースケールやモノクロ原稿に600dpi前後を指定している例があります。
一方で、モノクロ2階調を1200dpiとしている印刷会社もあります。
どの解像度が正しいかは印刷物の種類と入稿先によって変わります。
ツールには300・350・400・600・1200dpiを用意しているので、入稿先の指定値に合わせてください。
塗り足しとは?
紙の端まで背景やイラストを印刷するとき、断裁位置のわずかなズレで白い紙が見えないよう、仕上がり位置より外側まで絵柄を伸ばす領域です。
同人誌印刷では3mmの塗り足しを指定する印刷会社が多くありますが、必要量は印刷会社によって異なります。
ツールでは、
- なし
- 3mm
- 5mm
から選択できます。
指定した数値は上下左右それぞれに追加して計算します。
「必要量に対して90%」とは?
選択した画像が、指定した印刷条件に必要なピクセル数の何%を持っているかを表示しています。
100%以上なら、その条件で必要なpx数を満たしています。
100%未満ならピクセル数が不足しています。
たとえば90%なら、指定条件に対して画像の縦または横が約9割しかない状態です。
少し足りない画像を拡大してもいい?
画像を拡大すれば、ファイル上のピクセル数そのものを増やすことはできます。
ただし、通常の拡大では元画像になかった細部まで復元されるわけではありません。
入稿先が許容する範囲や印刷物の用途にもよりますが、画質を重視するなら、より大きな元画像を用意するのが確実です。
数%程度の不足を許容するかどうかも、最終的には印刷会社の入稿規定で確認してください。
画像の向きが横の場合
横長の印刷物として確認したい場合は「横向きとして判定」を有効にしてください。
A4なら297×210mm、B5なら257×182mmとして判定します。
画像自体の縦横方向も考慮して比較されます。
自由な印刷サイズも確認できる
プリセットにないサイズは「自由入力」を選択します。
幅と高さをmm単位で入力できるため、
- CDジャケット
- フライヤー
- ポスター
- 同人グッズ
- カード
- オリジナル冊子
- 変形サイズ
などの確認にも使えます。
画像はサーバーへアップロードされません
画像の寸法確認はブラウザ内で処理します。
Creator Deskのサーバーへ画像ファイルを送信して解析する仕組みではありません。
画像の内容を公開したくない制作途中のデータでも、外部サーバーへアップロードせず確認できます。
よくある質問
画像のDPIそのものを読み取るツールですか?
ファイルに保存されたdpi値だけを表示するツールではありません。
画像のピクセル数と、指定した印刷サイズ・dpiを使って「そのサイズで印刷するために必要なpx数を満たしているか」を判定します。
72dpiの画像でも使えますか?
使えます。
元画像に十分なピクセル数があれば、ファイル内のdpi表記が72dpiでも、印刷サイズを指定して必要な密度を計算できます。
350dpiに変更すれば画像はきれいになりますか?
数値を書き換えるだけでは、元画像に存在しなかった細部は増えません。
印刷品質を考えるときは、dpiの設定値だけでなく元画像のpx数も確認してください。
同人誌の表紙にも使えますか?
使えます。
仕上がりサイズと印刷会社指定の解像度・塗り足しを選択してください。
背幅を含む表紙全体の見開きデータを確認する場合は、自由入力で実際のデータ寸法を指定する方が適しています。
3mmの塗り足しを選ぶとどう計算されますか?
幅・高さの両方へ6mmずつ加算します。
B5なら182×257mmに対して、188×263mmの画像として必要px数を計算します。
どのdpiを選べばいいですか?
利用する印刷会社の入稿規定に記載された値を選んでください。
印刷物の種類や印刷方式によって適切な解像度は変わります。