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Figmaの2026年8月アップデートまとめ|デザイナー向け新機能5選

Figmaでは2026年8月、ベクター編集やAuto layout、テキスト表示、AI関連など複数のアップデートが行われました。

更新数が多いため、すべてを追う必要はありません。

今回はその中から、Web・UIデザインなどの制作作業に影響しやすい変更を5つに絞って整理します。

2026年8月のFigmaで押さえておきたい変更

今回取り上げるのは次の5つです。

  1. ベクター編集に消しゴムとドラッグ塗りつぶしを追加
  2. Auto layoutに「Around」「Evenly」を追加
  3. テキスト折り返しに「Balance」「Pretty」を追加
  4. Figma agentのスキルをCommunityで共有可能に
  5. デスクトップ版でagentチャットを別ウィンドウ表示可能に

特に通常のデザイン作業に直接関係しやすいのは、ベクター編集、Auto layout、テキスト折り返しの3つです。

ベクター編集に消しゴムとドラッグ塗りつぶしを追加

消しゴムとドラッグ塗りつぶし

2026年8月24日、Figmaのベクター編集に新しい操作が追加されました。

ベクターパスを直接消せる消しゴムと、複数の領域をドラッグしながら塗りつぶしたり色を変更したりできる操作です。

これまでベクターを細かく調整するときは、アンカーポイントやパスそのものを編集する場面も多くありました。

新しい消しゴムでは、不要な線を直接削る感覚でベクターを整えられます。

また、色やグラデーションを選んで複数領域をドラッグすると、まとめて塗りつぶしや色変更ができます。

Figma Drawを使ってイラストやアイコンを作成している場合は、特に確認しておきたい変更です。

Auto layoutに「Around」「Evenly」が追加

Auto layout

2026年8月21日には、Auto layoutの自動スペーシングが拡張されました。

従来の自動スペーシングは「Between」という名称になり、新たに「Around」と「Evenly」が追加されています。

設定配置
Between要素同士の間隔を均等にし、両端には余白を置かない
Around各要素の周囲に間隔を取り、両端には要素間の半分の余白を置く
Evenly要素間と両端をすべて同じ間隔にする

これらはCSSのspace-betweenspace-aroundspace-evenlyに対応する考え方です。

Webデザインから実装へ渡す場合も、Figma上のレイアウトとCSSの指定を合わせやすくなりました。

これまで余白用の設定を追加して調整していたレイアウトでは、Auto layoutだけで再現しやすくなるケースがあります。

テキスト折り返しに「Balance」と「Pretty」が追加

テキスト折り返し

2026年8月14日には、テキストの折り返し方法として「Balance」と「Pretty」が追加されました。

Balance複数行にわたるテキストを、行ごとの長さが偏りすぎないように配置
Pretty段落の最後に単語が1つだけ残るような折り返しを避けるための設定

Webサイトの見出しやカード内のテキストでは、画面幅によって不自然な改行が発生することがあります。

今回の機能を使うことで、レスポンシブデザインでもテキストの見た目を整えやすくなります。

設定はテキストレイヤーだけでなく、テキストスタイルや個別の段落にも適用できます。

Figma agentのスキルをCommunityで共有できるように

Figma agent

2026年8月13日には、Figma agentの「スキル」に関する機能が拡張されました。

Figma CommunityにはAIスキルを探せるライブラリが用意され、リサーチ、デザインシステム、ハンドオフなどに利用できるスキルが公開されています。

また、Figma agentにファイル内の情報をもとにスキルを作らせ、繰り返し使うワークフローとして保存することもできます。

作成したスキルはFigma Communityへ公開でき、他のユーザーが利用したり、自分向けに変更したりできます。

単発のAI操作だけではなく、普段繰り返している作業そのものをワークフローとして再利用する方向へ機能が広がっています。

agentチャットを別ウィンドウで表示可能に

2026年8月26日には、Figmaデスクトップアプリでagentのチャットパネルを独立したウィンドウとして開けるようになりました。

macOSとWindowsのデスクトップアプリが対象です。

別ウィンドウにすると、Figma内でタブを切り替えたり別のツールを操作したりしても、agentとのやり取りを表示したまま作業できます。

AIを制作補助として頻繁に使う場合は、チャットを開くために作業画面を切り替える回数を減らせます。

通常のデザイン作業なら3つを先に確認

2026年8月はAI関連を含めて多数の更新がありましたが、すべてのFigmaユーザーが同じ機能を確認する必要はありません。

Web・UIデザインを中心に使っているなら、まず確認したいのは次の3つです。

  1. Auto layoutの「Around」「Evenly」
  2. テキスト折り返しの「Balance」「Pretty」
  3. ベクター編集の消しゴム・ドラッグ塗りつぶし

特にAuto layoutとテキスト折り返しは、レスポンシブな画面を作るときのレイアウト調整に直接関係します。

一方、Figma agentを普段使っている場合は、スキル機能やチャットの別ウィンドウ表示も確認しておくとよいでしょう。

Figmaは細かな機能追加が頻繁に行われるため、Creator Deskでは今後もすべての更新を羅列するのではなく、制作フローに影響しやすい変更を中心に整理していきます。

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デザイン制作とWeb運営に携わりながら、クリエイター向けサービスや制作ツールの情報を追っています。

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