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BOOTHで何を売る?デジタル素材・ダウンロード商品のアイデア20選

BOOTHでデジタル商品を販売してみたいと思っても、「自分には売れるものがない」と感じることがあります。

しかし、商品にできるのは完成したイラストや同人誌だけではありません。

普段の制作で使っている、

  • ブラシ
  • テンプレート
  • 背景
  • 装飾
  • 配信素材
  • 3D素材
  • 制作資料

なども、内容を整理すればデジタル商品になります。

BOOTHでは、イラスト、ゲーム、音楽、音声、電子書籍など幅広いデジタルコンテンツを販売できます。

ここでは、イラストレーターやデザイナーを中心に、BOOTHで販売を検討しやすいデジタル商品のアイデアを20種類紹介します。

背景素材

比較的商品化しやすいのが背景素材です。

たとえば、

  • 教室
  • 部屋
  • カフェ
  • 街並み
  • 夜景
  • ファンタジー背景

などがあります。

漫画、イラスト、動画、配信画面など複数の用途があります。

単体で1枚ずつ販売するより、「夜の街背景10点」「カフェ背景20点」のようにテーマを揃えてセットにすると、購入者も用途を判断しやすくなります。

花・植物・装飾素材

花、葉、リボン、星、宝石などの装飾素材も商品にできます。

たとえば、

  • 花束
  • 花びら
  • 薔薇
  • 宝石
  • キラキラ
  • フレーム
  • 飾り罫

などです。

同人誌の表紙、SNS画像、配信画面、告知画像など幅広い制作物に使えます。

背景透過PNGにしておくと、さまざまなソフトで扱いやすくなります。

フレーム・飾り枠

デザインができる人なら作りやすい商品です。

たとえば、

  • アンティーク
  • ゴシック
  • 和風
  • ガーリー
  • シンプル
  • Y2K
  • 水彩

など、テイストごとにセットを作れます。

単なる四角い枠だけではなく、

  • 角飾り
  • 区切り線
  • 見出し装飾
  • 囲み枠

などをまとめると、素材集として使いやすくなります。

テクスチャ

紙、布、金属、ノイズなどのテクスチャもデジタル素材になります。

たとえば、

  • 古紙
  • クラフト紙
  • 水彩紙
  • グランジ
  • ノイズ
  • ホログラム
  • 金箔
  • 布地

などです。

イラストの仕上げだけでなく、同人誌表紙やバナーなどのデザイン用途にも使えます。

高解像度で用意する場合は、画像サイズと解像度を商品説明へ明記しておきましょう。

CLIP STUDIO用ブラシ

普段CLIP STUDIO PAINTを使っているなら、自分で調整したブラシを商品化する方法があります。

たとえば、

  • ペン
  • 鉛筆
  • 水彩
  • 厚塗り
  • かすれ
  • 草木
  • 装飾

などです。

ブラシそのものだけでは仕上がりを想像しにくいため、商品画像では実際に描いた作例を見せると分かりやすくなります。

Photoshopブラシ

Photoshop向けのブラシセットも考えられます。

CLIP STUDIOとは利用者層が少し異なるため、

  • グラフィックデザイン
  • 写真加工
  • Webデザイン
  • コンセプトアート

などの用途も意識できます。

ブラシ形式と対応バージョンは商品説明へ記載しておきます。

Photoshopテンプレート

デザイナーなら、PSD形式のテンプレートも商品にできます。

たとえば、

  • SNS投稿画像
  • 同人誌表紙
  • 告知バナー
  • お品書き
  • メニュー
  • ポスター
  • 商品画像

などです。

テンプレート販売では、購入者がどこを編集すればよいのか分かるレイヤー構成にしておくことが重要です。

自分だけが理解できるPSDではなく、初めて開いた人でも扱えるファイルを目指します。

Canvaテンプレート

Canvaユーザー向けのテンプレートも候補になります。

たとえば、

  • Instagram投稿
  • ストーリーズ
  • YouTubeサムネイル
  • お品書き
  • イベント告知
  • ショップ告知

などです。

Canvaを使う人には必ずしもデザイン経験があるとは限らないため、レイアウトが完成していて、文字や画像を差し替えるだけで使えるものと相性があります。

使用している素材やフォントについては、再配布・テンプレート販売が許可されているものか事前に確認しておきましょう。

同人誌表紙テンプレート

同人活動向けに絞った商品です。

たとえば、

  • B5
  • A5
  • 文庫
  • 新書

などサイズ別にテンプレートを作れます。

背幅まで変更できるPSDや、タイトルと画像を入れ替えるだけで使えるデザインなどが考えられます。

入稿先によってテンプレート仕様が違うため、「どの印刷会社でもそのまま使える」と断定せず、購入者自身でも入稿先の仕様を確認してもらう必要があります。

お品書きテンプレート

同人イベント前に必要になる、お品書きのテンプレートです。

たとえば、

  • 新刊1冊向け
  • 新刊+既刊向け
  • グッズ多数向け

のように、商品数ごとにレイアウトを分けられます。

Xへ投稿する用途を考えるなら、スマートフォンで見たときにも価格や商品名が読めるサイズで作ることが重要です。

SNS投稿テンプレート

SNS運用向け素材はクリエイター以外にも対象を広げられます。

たとえば、

  • 新作告知
  • 販売開始
  • イベント参加
  • セール
  • 更新情報
  • 営業日案内

などです。

「SNSテンプレート50枚」のように数だけ増やすより、「ハンドメイド作家向け」「イラストレーター向け」など利用者を絞ると、内容を設計しやすくなります。

YouTubeサムネイルテンプレート

動画制作者向けなら、YouTubeサムネイルのテンプレートもあります。

ゲーム実況、雑談、歌、解説など、動画ジャンルごとにデザインを変えられます。

文字や人物画像を差し替えるだけで完成するPSD・Canvaテンプレートにすると利用しやすくなります。

配信画面・オーバーレイ

VTuberや配信者向けの商品です。

たとえば、

  • 雑談配信
  • ゲーム配信
  • 歌枠
  • 待機画面
  • 終了画面
  • コメント枠
  • ネームプレート

などをセットにできます。

一式揃ったスターターセットと、コメント枠だけの単品を分ける方法もあります。

配信用背景

配信者向けには、画面全体ではなく背景だけを販売する方法もあります。

たとえば、

  • 夜の部屋
  • カフェ
  • ゲーム部屋
  • 和室
  • 学校
  • ファンタジー空間

などです。

昼・夜、照明あり・なしなどの差分を用意するとセット商品にしやすくなります。

VRoid用テクスチャ

BOOTHでは現在もVRoid・VRChat・3D関連の商品が多数掲載されています。

VRoid Studioを扱えるなら、

  • 衣装
  • メイク

などのテクスチャを商品化できます。

2Dイラストだけでなく、3Dキャラクター制作の知識を持っている人なら狙いやすい分野です。

3Dモデル・小物

3D制作ができるなら、

  • 家具
  • 食べ物
  • 武器
  • アクセサリー
  • 部屋
  • 建物
  • 撮影小物

なども候補です。

VRChat、配信、漫画背景、イラスト資料など用途によって必要な形式が変わるため、

  • FBX
  • GLB
  • VRM

など、収録形式を明記しておきます。

フォント

自分で書体を制作できるなら、フォントそのものも販売できます。

現在のBOOTHでもフォントカテゴリの商品を確認できます。

ただし、フォントは利用範囲が広いため、

  • 商用利用
  • ロゴ利用
  • 同人誌利用
  • 動画利用
  • Web利用
  • 再配布

など、ライセンス条件を特に分かりやすくする必要があります。

電子書籍・PDF

イラスト素材を作れなくても、知識や作品をPDFにまとめて販売できます。

たとえば、

  • イラスト集
  • 漫画
  • 小説
  • 制作ノウハウ
  • 同人活動の記録
  • デザイン資料
  • 研究・評論

などです。

BOOTH公式では、ダウンロード版の同人誌について、購入者の約60%がスマートフォンを利用しているとして、ZIPだけではなくPDFを検討するよう案内しています。

スマートフォンで読む可能性が高い商品なら、実際にスマホでも表示を確認しておくとよいでしょう。

デジタルプランナー・PDFテンプレート

BOOTHでは現在、Goodnotesなどで利用するデジタルプランナーも多数販売されています。

たとえば、

  • 月間スケジュール
  • 週間スケジュール
  • 家計簿
  • 読書記録
  • 習慣管理
  • 制作進行表

などです。

「何でも入った万能プランナー」だけでなく、同人作家向け制作進行表イラストレーター向け案件管理…のように利用者を絞る方法もあります。

自分の制作工程から生まれたツール

新商品をゼロから考えるのが難しい場合、一番おすすめなのがこの方法です。

自分が普段の仕事・創作で使っているものを見直します。

たとえば、

  • 「毎回同じレイヤー構成を作っている」→ PSDテンプレート
  • 「いつも使う花を描きためている」→ 花素材集
  • 「自分用のCLIP STUDIOブラシがある」→ ブラシセット
  • 「同人イベントのたびにお品書きを作っている」→ お品書きテンプレート

という形です。

すでに自分自身が必要として使っているものなら、同じ作業をしている人にも需要がある可能性があります。

「売れそうなもの」より「誰の何を楽にするか」で考える

商品アイデアを探すとき、「今何が売れている?」から考えると、流行している商品をそのまま真似する方向へ行きやすくなります。

それより、誰が、どんな作業で困っているかを考えたほうが商品を作りやすくなります。

たとえば、

  • 「同人誌を初めて作る人は表紙サイズが分からない」→ 表紙テンプレート
  • 「配信者は毎回告知画像を作るのが大変」→ 配信告知テンプレート
  • 「漫画家は背景を毎回描くのが大変」→ 背景素材

と考えます。

デジタル素材は、購入者の制作時間を短縮できるものと相性があります。

「素材」だけでなく「完成までの時間」を売る

素材を購入する人は、その画像やファイル自体だけを買っているとは限りません。

「自分で作れば1時間かかるものを、数百円〜数千円で購入してすぐ使える」というところにも価値があります。

そのため、「こんな簡単な素材なら自分でも作れる」と思うものでも、毎回同じものを作る必要がある人には便利な場合があります。

特に、

  • 汎用性が高い
  • 何度も使う
  • 作るのが面倒
  • 制作時間を短縮できる

ものは商品アイデアとして考えやすいです。

自分の得意分野を細く切り出す

一つの大きな商品を作ろうとすると大変です。

たとえば「同人誌デザイン素材全部入り」を作るより、

  • 第一弾 花・植物
  • 第二弾 フレーム
  • 第三弾 水彩テクスチャ

というように分けられます。

小さく商品化して反応を確認し、需要がありそうなら追加します。

複数の商品が増えてきたら、あとからセット版を作る方法もあります。

最初の商品は「10〜30点程度のセット」でもいい

素材販売を始めるからといって、100点入りの巨大素材集を作る必要はありません。

たとえば、

  • 花素材20点
  • フレーム15点
  • 背景10点

くらいでも商品になります。

重要なのは数よりも、購入者が、「何に使えるセットなのか」を理解できることです。

似た用途の素材をまとめ、テーマを明確にしたほうが販売ページも作りやすくなります。

無料版を作って試してもらう方法もある

いきなり有料商品だけを出すのが不安なら、無料版を用意する方法があります。

無料版有料版
植物素材5点植物素材50点
カスタマイズ不可のテンプレートカスタマイズ可能なテンプレート

購入前に、

  • ファイル品質
  • 使いやすさ
  • 絵柄
  • 解像度

などを確認してもらえます。

ただし、無料商品を有料商品への広告だけにしてはいけません。

BOOTHでは、実質的な商品の頒布がなく、別商品の宣伝・誘導だけを目的とした商品ページは禁止されています。

無料版なら、無料版単体でも実際に利用できる商品にします。

商品アイデアが決まったら、次に確認すること

販売するものが決まったら、次は商品として整えます。

特にデジタル素材なら、

  1. ファイル形式
  2. 解像度・サイズ
  3. 対応ソフト
  4. 商用利用
  5. 加工
  6. 再配布
  7. 商品画像
  8. 価格

を決めます。

商品ページでは、購入前に必要な情報が分かるようにします。

価格は「他の商品」だけを基準にしない

同じ種類の商品をBOOTHで検索し、現在どの程度の価格で販売されているかを見ることは参考になります。

ただし、最安商品へ合わせる必要はありません。

収録点数、制作時間、利用範囲、ファイル形式などによって商品の価値は変わります。

また、BOOTHでは販売時にサービス利用料がかかります。

特に低価格の商品では固定手数料部分の影響もあるため、価格を決めるときは手取りまで確認しましょう。

最初の商品を考える3つの質問

何を販売するか迷ったら、次の3つを考えてみてください。

1. 自分が毎回作っているものは?

毎回同じ作業をしているなら、テンプレート化できる可能性があります。

2. 自分が「あったら便利」と思ったものは?

自分自身が困った経験は、商品アイデアになります。

3. 人からよく聞かれることは?

「そのブラシ何使ってる?」
「その背景どうやって作った?」
「そのお品書きどう作った?」

と聞かれるものがあれば、需要を考えるヒントになります。

新しい商品を作るより、すでに作っているものを探す

デジタル素材販売を始めようとすると、「売るための素材を新しく作らなければ」と考えがちです。

でも最初に探したいのは、自分のPCの中だと思います。

  • 仕事で何度も使っているテンプレート。
  • 自分用に作ったブラシ。
  • 作品制作で描きためた装飾。
  • イベントのたびに使っているお品書き。

もちろん、そのまま販売できるとは限りません。第三者素材やフォントなどが含まれていれば、権利関係を確認したうえで整理する必要があります。

それでも、すでに自分が便利だと思って使っているものには商品化のヒントがあります。

「売るものを考える」より、まず自分が何を作っているか棚卸しするところから始めると見つけやすいです。

BOOTHで売るものに迷ったら「制作を楽にするもの」を探そう

BOOTHで販売できるデジタルコンテンツは幅広く、イラスト、電子書籍、音楽、ゲームだけではありません。

今回紹介したアイデアをまとめると、

  1. 背景素材
  2. 花・植物・装飾素材
  3. フレーム
  4. テクスチャ
  5. CLIP STUDIOブラシ
  6. Photoshopブラシ
  7. Photoshopテンプレート
  8. Canvaテンプレート
  9. 同人誌表紙テンプレート
  10. お品書きテンプレート
  11. SNSテンプレート
  12. YouTubeサムネイル
  13. 配信画面
  14. 配信用背景
  15. VRoidテクスチャ
  16. 3Dモデル
  17. フォント
  18. 電子書籍・PDF
  19. デジタルプランナー
  20. 普段の制作工程から生まれたツール

です。

全部を作る必要はありません。

まず、自分が作れるもの × 誰かの作業を楽にできるものが重なるところを一つ探します。

最初は小さな素材セットから販売し、反応を見ながら関連商品を増やしていけば十分です。

出典:BOOTHヘルプセンター「BOOTHで販売できる商品が知りたい」「同人誌のダウンロード販売を行う際の注意点が知りたい」

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デザイン制作とWeb運営に携わりながら、クリエイター向けサービスや制作ツールの情報を追っています。

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