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Fantiaの手数料はいくら?12.5%・17.5%の違いと手取りを解説【2026年版】

Fantiaで有料プランや商品販売を利用すると、売上からプラットフォーム手数料が差し引かれます。

現在の手数料は一律ではなく、ファンクラブのカテゴリによって次の2種類に分かれています。

カテゴリプラットフォーム手数料
非実写カテゴリ12.5%
実写カテゴリ17.5%

イラスト、漫画、VTuber、音声作品、ゲーム、デザインなど、多くの創作系カテゴリは12.5%です。

一方、コスプレ、アイドル、YouTuber・配信者、実写写真・映像などは17.5%になります。

さらに、売上を銀行へ振り込む際には1回330円の振込手数料がかかります。

Fantiaで実際にどのくらい手元へ残るのか、クリエイター向けに整理します。

Fantiaのプラットフォーム手数料は12.5%または17.5%

Fantiaでは、クリエイター登録やファンクラブの開設自体に初期費用・月額料金はかかりません。

売上が発生したときに、ファンクラブ会員費や商品販売代金からプラットフォーム手数料が差し引かれます。

基本となる手数料率は次のとおりです。

  • 非実写カテゴリ:12.5%
  • 実写カテゴリ:17.5%

どちらになるかは、ファンクラブに設定しているカテゴリで決まります。

12.5%になる非実写カテゴリ

Fantia公式では、次のカテゴリを非実写カテゴリとして案内しています。

  • イラスト
  • 漫画
  • VTuber
  • 音声作品・ASMR
  • 声優・歌い手
  • 3D
  • 2Dアニメ
  • ゲーム制作
  • 音楽
  • 小説
  • ドール
  • アート・デザイン
  • プログラム
  • 創作・ハンドメイド
  • 歴史・評論・情報
  • 鉄道・旅行・ミリタリー
  • ショップ
  • 占い
  • その他
  • 未設定

Creator Deskを読むイラストレーター、漫画家、デザイナー、VTuber、音声作品制作者などは、多くの場合こちらの12.5%に該当します。

17.5%になる実写カテゴリ

実写カテゴリは次のとおりです。

  • コスプレ
  • アイドル
  • YouTuber・配信者
  • 実写(写真・映像)
  • その他(実写)
  • 未設定(実写)

これらのカテゴリでは、プラットフォーム手数料が17.5%になります。

同じ1,000円の売上でも、非実写と実写では手取りが異なります。

12.5%イラスト、漫画、VTuber、音声作品・ASMR、声優・歌い手、3D、2Dアニメ、ゲーム制作、音楽、小説、ドール、アート・デザイン、プログラム、創作・ハンドメイド、歴史・評論・情報、鉄道・旅行・ミリタリー、ショップ、占い、その他、未設定
17.5%コスプレ、アイドル、YouTuber・配信者、実写(写真・映像)、その他(実写)、未設定(実写)

1,000円の売上なら手取りはいくら?

1,000円の売上で比較すると分かりやすいです。

カテゴリ売上手数料手数料差引後
非実写1,000円125円875円
実写1,000円175円825円

非実写なら875円、実写なら825円です。1,000円あたり50円の差があります。

月の売上が10万円なら、単純計算では、

非実写:87,500円
実写:82,500円

となり、5,000円の差です。

売上が増えるほどカテゴリによる手数料差も大きくなります。

2,000円の商品を販売した場合

2,000円の商品なら次のようになります。

カテゴリ販売価格手数料手数料差引後
非実写2,000円250円1,750円
実写2,000円350円1,650円

Fantiaでは月額プランだけでなく、商品販売にも同じプラットフォーム手数料がかかります。

そのため、価格を決めるときは販売価格だけでなく、手数料差引後の金額まで確認しておくと収益を計算しやすくなります。

月額プランにも商品販売にも手数料がかかる

Fantiaのプラットフォーム手数料は、有料プランだけの手数料ではありません。

公式では、

  • ファンクラブ会員費
  • 商品販売代金

から12.5%または17.5%を差し引くと案内されています。

たとえば、月額プランで支援を受けながらFantia Marketでデジタル作品を販売している場合、どちらにもプラットフォーム手数料がかかります。

「月額支援だけ手数料があり、商品販売は別」という仕組みではありません。

コミッションも12.5%または17.5%

Fantiaには、クリエイターがリクエストを募集して納品する「コミッション」機能もあります。

コミッションの手数料も、

非実写:12.5%
実写:17.5%

です。

たとえばイラストカテゴリで10,000円のコミッションを受けた場合、手数料は1,250円です。

手数料差引後は8,750円になります。

Skebのように条件によって6.8%〜9.8%へ変動する仕組みとは異なり、Fantiaでは基本的にカテゴリによって料率が決まります。

売上の振込には330円かかる

Fantiaではプラットフォーム手数料とは別に、売上を銀行口座へ振り込む際に330円の振込手数料がかかります。

この330円は振込申請ごとに発生します。

たとえば手数料差引後の売上が10,000円あり、銀行振込を申請した場合は、

10,000円 − 330円 = 9,670円

が振込額の目安になります。

少額を何度も申請すると、そのたびに330円がかかります。

急いで受け取る必要がなければ、売上をある程度まとめてから申請したほうが、売上に占める振込手数料の割合を小さくできます。

330円以下では振込申請できない

Fantia公式では、振込手数料に満たない売上では振込申請できないと案内しています。

つまり、売上が330円以下の状態では、銀行振込を申請できません。

売上が増えるまで繰り越されます。

ファンクラブを始めたばかりで売上が少ない場合は、すぐ振り込まれないことがあります。

Fantiaは自動振込ではなく「振込申請」が必要

Fantiaの売上は、毎月自動的に銀行へ振り込まれる仕組みではありません。

クリエイター自身が振込申請を行います。

基本的な流れは次のとおりです。

  1. 当月の売上が発生する
  2. 翌月10日に受取金額が確定する
  3. 翌月10日〜25日に振込申請する
  4. 翌々月10日に指定口座へ振り込まれる

たとえば8月に発生した売上なら、

  • 9月10日以降に売上確定
  • 9月10日〜25日に申請
  • 10月10日に振込

という流れです。

銀行休業日にあたる場合は翌営業日に振り込まれます。

25日までに申請しなければ翌月へ繰り越し

振込申請期間は、売上が確定した翌月10日から25日までです。

期間内に申請しなかった売上は、次の月へ繰り越されます。

すぐに消えるわけではありません。

そのため、「今月は売上が少ないから、来月分とまとめて申請したい」という運用もできます。

振込手数料は申請ごとに330円なので、少額売上ならまとめて申請する意味があります。

口座情報を間違えると880円の組戻し手数料

銀行口座情報に誤りがあり、振込ができず組戻しになった場合は注意が必要です。

Fantiaでは再振込時に、880円の組戻し手数料が差し引かれます。

通常の振込手数料330円よりかなり大きい金額です。

口座登録時には、

  • 金融機関名
  • 支店名
  • 口座番号
  • 口座名義

を必ず確認しておきましょう。

ファン側に別途8%のサービス利用手数料がかかる場合がある

ここはクリエイター側の12.5%・17.5%とは別の話です。

Fantiaでは、ファンが商品などを購入するときに「サービス利用手数料」が加算される場合があります。

現在、商品関連では全カテゴリで商品代金の8%が購入者側へ加算されます。

対象には、

  • ダウンロード商品
  • 自宅発送
  • 匿名配送
  • 倉庫発送
  • コミッション
  • チップ
  • バックナンバー

などが含まれます。

この8%はクリエイターの売上から引かれるプラットフォーム手数料とは別です。

たとえば1,000円の商品なら、

クリエイター側 → 12.5%または17.5%の手数料
購入者側 → 商品代金にサービス利用手数料が加算

という形になります。

「Fantiaの手数料は合計20.5%」のように単純に足して考えるものではありません。

誰が負担する手数料なのかを分けて考える必要があります。

非実写の月額プランには購入者側8%はかからない

商品関連では全カテゴリに8%のサービス利用手数料がありますが、月額プランは扱いが異なります。

Fantia公式では、実写カテゴリのプラン料金・上乗せ支援について8%を加算すると案内しています。

一方、イラストや漫画などの非実写カテゴリでは、月額プラン・上乗せ支援に購入者側のサービス利用手数料は発生しません。

つまりイラストカテゴリで1,000円プランを作った場合、ファン側が「1,000円+8%」を支払う仕組みではありません。

商品販売と月額プランで扱いが違うため、混同しないようにしましょう。

FANBOXと手数料を比較すると?

イラスト・漫画などの非実写カテゴリで比較すると、

Fantia:12.5%
pixivFANBOX:10%

です。

単純なプラットフォーム手数料だけならFANBOXのほうが2.5ポイント低くなります。

たとえば月額1,000円の支援では、

Fantia:875円
FANBOX:900円

が手数料差引後の金額です。

ただし両サービスは機能が異なります。

Fantiaには、

  • 商品販売
  • バックナンバー
  • コミッション
  • チップ
  • Fantia Market

など、支援以外の収益機能もあります。

手数料だけではなく、「月額支援を中心にするのか」「作品販売も同じ場所で行うのか」で選ぶほうがよいでしょう。

Ci-enと比較すると?

全年齢の支援プランで比較すると、

Fantia:12.5%
Ci-en:10%

です。

こちらも手数料だけならCi-enのほうが低くなります。

ただ、Ci-enとFantiaでは、

  • ユーザー層
  • 商品販売機能
  • バックナンバー
  • コミッション
  • ファンとの交流機能

などが異なります。

Creator Deskでは今後、Fantia・FANBOX・Ci-enをまとめて比較する記事も作る予定です。

イラスト系なら「12.5%+330円」で覚えると分かりやすい

Fantiaは機能が多いので料金体系も複雑に見えますが、イラスト・漫画・音声・VTuberなどのクリエイター側だけを見るなら、基本はかなりシンプルです。

売上から12.5%、振込時に330円。

まずはこの2つを覚えておけば、おおよその手取りは計算できます。

気をつけたいのは、購入者側の8%サービス利用手数料と混同しないことです。

クリエイター側から12.5%引かれ、さらに同じ売上から8%引かれるわけではありません。

Fantiaで商品価格を決めるなら、クリエイター側の手取りだけでなく、購入者が決済時に実際いくら支払うことになるのかも確認しておくとよさそうです。

Fantiaの手数料まとめ

Fantiaのクリエイター側手数料は、カテゴリによって異なります。

項目手数料
非実写カテゴリ12.5%
実写カテゴリ17.5%
コミッション12.5%または17.5%
国内銀行への振込330円/回
組戻し880円

イラスト・漫画・VTuber・音声・ゲーム・デザインなどは基本的に12.5%です。

売上は翌月10日に確定し、10日〜25日に振込申請すると翌々月10日に指定口座へ振り込まれます。

Fantiaを収益化に使う場合は、販売価格 × 売上数 だけで収益を見積もらず、プラットフォーム手数料と振込手数料まで含めて計算しておきましょう。

出典:Fantiaヘルプセンター「ファンクラブ会員費・商品販売代金から引かれる手数料を教えてください」「カテゴリ毎のプラットフォーム手数料」「コミッションの手数料について」「ファンクラブ売上のしくみ」「サービス利用手数料について」
https://help.fantia.jp/265

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デザイン制作とWeb運営に携わりながら、クリエイター向けサービスや制作ツールの情報を追っています。

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